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CD:バッカナル | J'ouvert
¥1,500
酒井潤のソロ・ユニット バッカナルの8年ぶりのニューアルバム「J'ouvert」。 「ジュベ」ってどういう意味だろうと検索してみたら…なるほどね! と納得したので興味があるひとは調べてみてね。 バッカナルの新たに開いたパーティーは中原の春の始まりであったり、カリプソ鳴り響く港だったり、軽トラで走るアリゾナだったり、いつもの四畳半であったり、いつものように様々な風景を見せてくれる。だが、今作の表現の振り幅はかつてないほど広い。スティールパンやテルミン、ブラシスティックなど酒井潤そのひとの音楽的欲求が文字通り「J'ouvert」を起こしバッカナルとして開花したような多彩でオルタナティブなサウンドスケープ。そして根幹の詞の発信源は凡そな日常からの視線であり続け、聴く者に寄り添うように届けられるそれらはとても力強く、そしてはるか遠くの星のようにやさしく輝いてる。 これは夢なんじゃないかと思う。もしくは夢のような現実。宮澤賢治の『星めぐりの歌』のカバーを聴きながら、そんな風に思える日があればいい。現実は夢を食い尽くす。現実は力強い。でもひとは寝れば大体、夢を見る。時々起きてる時でさえ夢を見る。そしてバッカナルは、ぼくらに一編の夢を見せる。 Tr-4『Goldship』を初めて聴いた時に背中に走った稲妻が、どうかこのアルバムを聴いたすべてのひとに落ちますように。しびれてまえ! [詳細]製作:バッカナル 品番:INVE-67 仕様:AUDIO CD [収録TRACK] 1. 春を待つ 2. ジュベ祝祭の夜明け 3. K-truck Cowboy 4. Goldship 5. 石の夢 6. 星めぐりの歌 7. O 8. YO! TWO!! 9. ちっぽけな祈り
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CD:マルクチ系 | MARUQUTI-KEI ORIGINAL SOUNDTRACK
¥1,500
裏日本アンダーグラウンドシティFUKUIの不毛の地におけるオアシスのような居酒屋「マルクチ」の風景を切り取ったサウンドトラック! 日照時間の少ないFUKUIでじわじわ育み続けた、削られる事も磨かれる事も型にハマる事もなくスクスクしているアーティストたちが要らないものは何でもあるファックシティことFUKUIから世界に向けて発信する曖昧な返答。 FUKUINVADERSが戦うべきものは戦争でも貧困でもなく退屈です。FIGHT AGAINST BOREDOM!!! [寄稿:Kussie Marr] オリエンタル居酒屋『マルクチ』10周年を記念した スペシャルコンピレーションアルバム。 とにかくパーティーを続けよう! [詳細]製作:FUKUINVADERS 品番:INVE-56 仕様:AUDIO CD 紙(A4)ジャケット [収録TRACK]曲名 / BAND 01. O / バッカナル 02. からかわないで / SHOTGUN RUNNERS 03. ゲット・ハイ天国 / NUKE 04. gurang gurang / THE JONGHA 05. 暮らし / あくまはさけばない 06. 2039 / アイカワラズ 07. Bubble × Not my cause / vivid branch 08. ざわつく喧騒 / HUMAN CRUSH 09. My name is blue / ザ★バンジーズ 10. タイフェア / ナランチャ 11. SF -mrqt GURUGURU mix- / vermillion lies Ω 12. swim / contra 13. Lifeless Eyes -FUKUINVADERS mix- / TOTAL FEEDBACKとMCひとしくん 14. HOLE ∞ / 障子穴 15. 猥褻PARTY NIGHT / glamour 16. オリエントに酔わせて / FUKUINVADERS CREW
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CD:バッカナル | BACCHANAL
¥1,500
酒井潤のソロ・ユニットバッカナルは描く景色は“日常”であり、それは時代性を超越し、そして血族の流れに沿う土着性に由来し、奇跡的に合わさった普遍性を放つ。現代のフォークロア・ミュージックはこんなにも素晴らしい。 このニューアルバムでは独りで12弦ギターをかき鳴らしながら小ぶりのキック・ドラムとハイ・ハットをうち鳴らす、バッカナルの演奏スタイルが非常にダイレクトな質感で刻みこまれている。ライブでは観る者を圧倒するそのスタイルと酒井が持つ天性のメロディ・センス、立体的なコンポーズ能力をフル発揮し、日本民謡もオルタナティヴ・ミュージックも渾然一体にしてしまった。Tr-4などはその代表格となる曲で、世代も時代も越える力を感じさせてくれる。そしてTr-2、Tr-3などアシッド・フォークなぐるぐるサイケ感を感じさせるナンバーもあれば、Tr-7のようにハッと胸を打つようなメロディもあり、そしてどれも共通するのは原始的というか根源的な疾走感だ。 ひとりの男が到達して通過して広がった。風景は無限である。 この音源は、聴く者の見える風景の意味を変えてくれる作品である。 ※ジャケットイラストは漫画家の福島聡氏によるものです。 [詳細]製作:バッカナル 品番:INVE-50 仕様:AUDIO CD [収録TRACK] 1. おわら麦や節(富山県民謡) 2. チューイングガム 3. レイコ 4. 朽飯機織り節 5. どん底 6. なにものでもない 7. スーパーバイク 8. 目をさませ(口をあけてねる2012)
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MP3-DL:バッカナル | 望遠郷[MP3]
¥800
酒井潤のソロユニットバッカナルはこの『望遠郷』というアルバムの中で、のどかな田舎の風景や、少年と呼ばれていた頃の記憶や、彼女に携帯をへし折られるほど喧嘩するような日常を、彼の奏でるフォークロアな演奏と声で生々しくもそれは童話のように、そしてある種のアシッドのせいでねじれた視界のように、不思議でつかみどころがなく、それでいて心に絶えず音符が残るような感覚を与え続ける…いっそ“心に音が侵入する”という表現の方が正しいのかもしれない。 前作『幻影師バッカナル』に続きskmtとタッグを組み、アコースティック主体とした奇妙な音の連鎖は呪術的ですらある。生々しさと対比するかのような飄々とした酒井の歌い回しをじっと聴いていると、自分がいまどこにいるのか分からなくなってしまいそうになる。そんなあやふやに埋もれがちな心はたぶん「遠く」を望んでいるわけで、それはすぐそばに“さと(郷)”の存在があるがゆえなのかもしれない。 今日の人が便利さと引換にした神秘さを、バッカナルは今の感覚でひょうひょうと鳴らし続けている。失った、無くなった、現れた……いつの時代のどの場所でも起こることを、当たり前のように不思議に鳴らす、この希有な才能を多くの方々に堪能して頂きたい。 [詳細]製作:バッカナル 品番:INVE-39 仕様:MP3 / 320kbps [収録TRACK] 1.トンビ 2.軽便鉄道節 3.北守将軍プーランポーの参内 4.スーパーバイク 5.僕の同僚 6.もぬけのから
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MP3-DL:バッカナル | Open Your Eyes[MP3]
¥800
独自のオルタナティブ・サウンドを展開していたスリーピースバンド、バッカナルは、ひとつの音源(アンチネガティブメンタリティ/4曲入/現在絶盤!超名盤!!)を発表後にバンドスタイルを解体、リーダー酒井潤のソロ・ユニットへと変貌を遂げた。そして酒井は福井から京都へと渡り、彼の地にて、現在のバッカナルが放っている“フォークロアな原風景の音像”の断片を闇雲に探った果てに掴むことが出来た。その軌跡がこの『Open Your Eyes』である。 酒井は日本屈指の古都の中での生活・交友を通して、自分の中の確信をより強めていった。それは錯綜の果てなのかもしれないが結果的には上々だった。『Open Your Eyes』で鳴らされている楽曲は、酒井の“原風景の持つ神秘性”への憧憬、そして確信が、なお探っていく模様のドキュメントのようであり、ひとりの青年が“神秘性”そのものへゆるりゆるりと迫ってゆく、もしくは浸かっていく様を描いた私小説のようでもある。現在のバッカナル・スタイルから逸脱したような曲もあるが、この所謂“オルタナティヴ”なフィルターを通したアバンギャルドさは現在のバッカナルにはない、非常に面白い魅力を放っている。文学的ともとれる歌詞はむしろ神秘性の扉を開くためのノブであり、酒井潤の生み出すメロディはフォークロアの七色の道端である。そしてその傍らにはアシッドが生い茂っているかのようで、鮮やかな七色の空の煌めきは、時にギラギラと刺さるように胸に入りこむ。ただ、このアルバムを聴きながら、目を開いた時に見える風景が美しいのであれば、これ幸いである。 [詳細]製作:バッカナル 品番:INVE-35 仕様:MP3 / 320kbps [収録TRACK] 1. いつまでも空のように 2. SUNDAY ~sunday’s sun mix~ (LIVE at 京都ウーララ/drum:963 from ひみつきち) 3. たからもの(LIVE at 京都ウーララ) 4. 悲しいかげ(LIVE at 京都ウーララ) 5. OPEN YOUR EYES OF MIND (LIVE at 京都ウーララ/drum:ノイfrom LOCOCA) 6. SUNDAY ~twilight mix~ 7. わからない 8. モノクローム
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MP3-DL:バッカナル | 幻影師バッカナル[MP3]
¥800
フォークロアな風景をアシッドでねじってメルヘンじみたようにキラキラさせる。そんな酒井潤のソロユニットバッカナルのターニングポイントとなったアルバムがこの『幻影師バッカナル』である。酒井の歌と12弦アコギを軸として、ジャンクミュージシャンskmtとタッグを組んでアレンジした楽曲の数々は、いつでもなつかしく、時にヒリヒリした感情を聞き手に与える。 酒井が元来持っていたオルタナティブ・ミュージックの嗜好は、日本の風土に染まったゆえの感覚と奇妙に融合し、アコースティックにこだわった編成でそれは独特のアシッド・フォークな音像を生み出すに至った。「変わらぬもの」と「転がりつづけるもの」を酒井潤=バッカナルは軋轢あわせることはせずに、粘土のようにぐにゃりとねじこんでしまってひとつの大きな塊にしてしまう。そしてそのサウンドスケープの構築に深く関わっているのが、前述のskmt(現モロ:リーダー)である。ポリバケツで作ったベースや、掃除機のホースを利用して不可思議な音を作り出すskmtとの出会いは、酒井の想像欲求を強く刺激したのではないかと思われる。そうしてここに奇妙な傑作が出来上がった。NO WAVEの風味さえ感じさせる、日本のロックのひとつの可能性。 [詳細]製作:バッカナル 品番:INVE-33 仕様:MP3 / 320kbps [収録TRACK] 1. 影の国(幻影師バッカナル) 2. 口をあけてねるぼく 3. ゴゴンゴー 4. 夜の王 5. 夏休み 〜走れ、ブロウウィンド号〜 6. 田んぼ音頭 7. どこまでいける 8. 急行きたぐにのテーマ